支援実績・事例

組織の内部に入り込み、現場の「違和感」を「機能する構造」へと再設計してきた事例をご紹介します。


CASE 01:1名から10名へ。信頼を事業拡大に繋げた「育成の仕組み化」

【組織フェーズ:拡大期 / 課題:新人の定着と拠点信頼の獲得】

  • 背景・課題
    出向先部署において新人の受け入れ体制が未整備であり、離職率の高さと自社への帰属意識の欠如が課題となっていました。また、現場での信頼が不十分で、増員の提案が難しい状況にありました。
  • 構造設計のアプローチ
    • オンボーディングの言語化: 業務説明スライド、マニュアル、手順書を整備し、誰が教えても同じ品質で立ち上がれる教育構造を構築。
    • 対話ラインの設置: 定期的な1on1を実施し、現場の小さな違和感をエスカレーションできる仕組みを運用。
  • 結果・変化
    新人の離職率を大幅に低減し、「安心して任せられる」という信頼を獲得。結果として、当初1名だった参画枠が9〜10名規模まで拡大し、支部のOJT最優秀賞を受賞しました。

CASE 02:リーダー不在でも回る。現場の「詰まり」を解消した運用設計

【組織フェーズ:運用期 / 課題:属人化による停滞と納期遅延リスク】

  • 背景・課題
    リーダーが不在かつ資料提供の遅延が常態化しており、特定の個人に負荷が集中。納期遅延とチームの疲弊が懸念されるカオスな状況でした。
  • 構造設計のアプローチ
    • タスクの可視化: 優先順位の再定義を行い、翌日のタスクを前日に全共有するルールを徹底。
    • 自走の仕組み化: 「自分が不在の際、サブリーダーがどう判断すべきか」の基準を言語化し、事前にすり合わせを実施。
  • 結果・変化
    誰かが無理をしなくても納期遵守率100%を維持できる体制へ移行。クライアントからその功績を認められ、感謝状(サンキューレター)を拝受しました。

CASE 03:組織の「負」をゼロにする。不透明な管理フローの適正化

【組織フェーズ:安定期 / 課題:事務管理の形骸化と労務リスク】

  • 背景・課題
    退職者の備品返却確認が不透明で情報漏洩リスクがあったほか、雇用形態(社員・パート等)の変更に伴う各種保険の更新漏れなど、コンプライアンス上の懸念がありました。
  • 構造設計のアプローチ
    • チェックリストの導入: 属人化していた退職・更新手続きをすべてリスト化し、誰でも不備なく遂行できるフローを構築。
    • 専門知識の運用: 複雑な社会保険・雇用保険のルールを整理し、現場の実態に合わせた適正な雇用契約変更を完遂。
  • 結果・変化
    管理上の「漏れ」をゼロ化。組織運営における潜在的な法的リスクを解消し、健全なガバナンス体制を構築しました。

その他の主な取り組み

  • 業務改善: 散在していたナレッジの集約場所(Wiki・共有フォルダ)の再編。
  • 会議設計: 目的が不明瞭だった定例会議のアジェンダ構造の見直し。
  • コミュニケーション支援: 部署間の「情報の断絶」を繋ぐための共通運用シート導入。