フリーランスというと、自由に働くことができるというイメージがありますが、実際のメリットは想像がつきにくいという方も多いでしょう。今回はフリーランスになるメリット、デメリットをまとめました。
フリーランスの働き方に少しでも興味がある方はぜひご覧ください。
フリーランスのメリットは?得意なことを仕事にすることができる
フリーランスとして働くメリットは主に下記の4点です。
- 自分の仕事のペースを自由に調整できる
- 複数のクライアントから収入を得ることができる
- 自分自身の成長につながる
- 自分でビジネスを経営することができる
それぞれ順番に紹介していきます。
自分の仕事のペースを自由に調整できる
フリーランスは自分自身で仕事のスケジュールを調整できるため、自分に合った働き方ができます。また、家庭やプライベートのスケジュールに合わせて仕事を調整することもできるため、ワークライフバランスを実現しやすいというメリットがあります。
最近ではワーケーションというホテルなどに滞在し、仕事をしながら旅行も楽しむという人も増えてきています。旅行が好きな方にはオススメの働き方です。
複数のクライアントから収入を得ることができる
フリーランスは複数のクライアントから仕事を受注することができるため、収入の安定性や多様性があります。自由にクライアントと契約を結ぶことができ、自分の得意な仕事を引き受けて収入を拡大することが可能です。
軌道に乗るまで時間がかかる場合もありますが、収入源が複数あることは金銭面だけでなく気持ちにも余裕が出ます。
自分でビジネスを経営することができる
フリーランスは会社員ではなかなか経験できないような体験をできることも魅力のひとつです。自分でビジネスを経営することができるため、ビジネス戦略を決定したり、クライアントとの交渉や契約を行うことができます。
その他にもマーケティングや営業活動を自分で行うことができるため、自分自身のブランドを確立することができます。自分だけでは難しい場合は、他のフリーランスと協力できるといった貴重な経験も可能です。
自分自身の成長につながる
様々なクライアントから仕事を受注するため、いろいろな業界やニーズに対応する必要があります。そのため、新しいスキルを習得したり、自分自身のスキルを磨くことができます。
自分でビジネスを経営する必要があるため、ビジネススキルやマネジメントスキルなども向上し、将来的にはより大きなプロジェクトに取り組んだり、自分が経営者となることも可能です。
フリーランスのデメリットは?自分でやることも多い
フリーランスはいいことばかりでありません。自由である反面、なにもかも自分でやらないといけません。デメリットは主に下記4点が挙げられます。
- 定期的な収入がないこと
- 保険や年金などの社会保障がないこと
- 経理・事務作業などの業務が発生すること
- 仕事とプライベートのバランスが取りにくいこと
それぞれ、解説していきます。
定期的な収入がないこと
フリーランスは、仕事の受注状況によって収入が大きく変動します。クライアントからの仕事の依頼がなければ、収入はゼロになってしまいます。そのため、収入を安定させるために仕事を探し続ける必要があります。
軌道に乗り始めるまで収入が安定しないことが多いので、フリーランスになる前に資金を貯めておくと安心です。
保険や年金などの社会保障がないこと
フリーランスは、社会保障の加入が任意となっています。そのため、健康保険や年金保険などの社会保障を自分で用意する必要があります。また、仕事の失敗やクレームによって発生する損害賠償などのリスクもあります。
「FREENANCE」に登録しておくと、いざというときのためにフリーランスでも損害補償を受けられるため安心です。無料で会員登録もできるため、一度試してみるとよいでしょう。
経理・事務作業などの業務が発生すること
フリーランスは、自分自身で経理や事務作業などの業務を担当する必要があります。クライアントへの請求書の作成やクライアント管理、税の支払いなど、本業以外の業務に時間を費やす必要があります。
効率よく進められるよう、クラウド会計システムを利用することをオススメします。「freee 会計」だとまずは無料で試すことができるので、自分に合うかどうか検討することもできます。もし気に入った場合はそのまま使用を続けることもできます。
仕事とプライベートのバランスが取りにくいこと
フリーランスは自分自身で仕事を受注し、クライアントとのやり取りや納期管理などを行う必要があります。そのため、仕事とプライベートのバランスが取りにくくなる場合があります。
自分ですべてを管理できる分、引き受けすぎるとプライベートの時間をとれなくなってしまった、ということもあります。仕事のオンオフを切り替えられるよう、調整する工夫が必要です。
まとめ:フリーランスになる際は下準備をしっかりしよう
フリーランスは自由度が高く、自分自身で仕事のペースやクライアントとの取引条件などを決めることができます。また、フリーランスは複数のクライアントから仕事を受注することができるため、収入の安定性や多様性があります。
一方で、フリーランスは自分自身でビジネス面や税金の管理など、様々な責任を負う必要があります。また、常に新しい案件やクライアントを獲得するために営業活動を行う必要があるため、ビジネススキルや交渉力、マーケティング能力なども必要とされます。